中小企業の出願助成制度(24年度・東京都)

自治体が中小企業向けに特許・意匠・商標の出願に対する出願費用・弁理士費用を助成している場合があります。東京都でも多くの自治体がやっているのですが、助成率、金額、申込期間等がまちまちでわかりにくいです。

例えば、助成率は以下です。
・2/3→品川区、文京区、青梅市、初王子紙、羽村市
・1/2→港区、台東区、墨田区、千代田区、江東区、北区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、世田谷区、練馬区、立川市
・1/3→板橋区

また、助成金額も上限は青梅市、八王子市の50万円ですが、だいたいが10~30万円です。助成対象は多くの場合、特許、実用新案、意匠、商標ですが、品川区、八王子市は特許だけとなっているようです。

さらに、応募期間も異なりますし、予算がなくなったら終了というところも多いようです。一方で、出願後でも申請できることもあり、墨田区などでは出願日から2年以内に申請可能なようです。

商工会議所のホームページにアクセス先がまとめられています。
https://www.tokyo-cci.or.jp/seisaku/topics/chizai/link

ただ一部漏れもあるようです。こちらで把握している範囲だと、文京区、練馬区は記載がなく、また、23区外(立川市、町田市、青梅市、稲城市、八王子市、羽村市、瑞穂町)は記載がないです。

まずはご自身の自治体で確認するのがよいのですが、申請書類の中には知財をやっていないと慣れない点もあるかもしれません。弊所では、助成金申請の無償サポートもさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。