研修講師~「PCT明細書の作成時の検討事項とAIが与え得る米国における非自明性判断への影響」
6月20日に研修の講師をします。「PCT明細書の作成時の検討事項とAIが与え得る米国における非自明性判断への影響」という少しまとまっていない内容になってます。
まとまっていない内容になったのは、自由度の高い会派の研修だったらワンマンでやるよりもをツーマンでやりたいなと思ったからです。一緒に研修を担当する渡辺陽介先生は米国でインハウスで勤務されている米国特許弁護士ですが、実は大学・大学院での研究室(電気工学・尾崎肇研究室)の同期です。勤務弁理士は話せる内容が制限されるとは聞いていたところ、渡辺先生がパテント誌に共著で投稿されると聞き、その内容を話す形で講演してもらえばまずは形としては問題ないのでこの内容になりました。
前半のPCT出願明細書~については、最近の自分の疑問に対して調べたことです。事務所勤務時代は大手企業の案件をやっていたので、PCT明細書のフォーマットが指定されている場合もありました。しかしながら、フォーマット自体がクライアントや所属事務所のノウハウで、独立後にそのまま使うことはできなかったので、いろいろ調べて何を意識してPCT出願明細書とするべきかをまとめた内容となる予定です。
後半のAI~については、KSRのフレームワークに基づいた時のAIの非自明性判断への影響というような内容のようです。正直KSR判決もなじみのないため、その点もちゃんと説明いただきたいと思ってます。
懇親会は会派に限らず誰でも参加可能と聞いてます。米国インハウスの日本人と話せる機会は多くないと思うので、そちらもお時間あれば参加ください。